ボンジョルノ。店主です。
今日こんなニュースを見かけました。
川久保玲や山本耀司、樹木希林に安野モヨコなどの各界のビッグネームが通っていたそうです。
それが創始者の長沢節先生の生誕100年を迎える2017年に閉校になるそうです。
なんとなく気になったのでセツ・モードセミナーのホームページも見てみました。
「エスプリ」というタイトルのページを開いたらこのような画像が出てきました。
黒板に貼られた注意書き。
「下品な缶ジュースはセツ(モードセミナー)に持ち込まないで下さい」
?
下品……?缶ジュースが……?
コラムを読んでみるとセツ先生は大のコーヒー好きで、淹れ方にも相当のこだわりを持っていたそうです。時代が時代なのでほぼ独学で。
芸術の世界に生きるということは強烈なスタイルを持ち続けるということなのでしょう。
コーヒーの淹れ方、食べるもの、飲み物。着る服、くつろぐ部屋、クルマ。
全てにおいてこだわる。そういう生き方を生徒たちに伝えていたのでしょうか。
この一見乱暴ですらある注意書きに一流の美学を見た気がしました。
背筋が伸びます。ね。
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