SHOBALEADER ONE @ 名古屋クラブクアトロ

店主です。

昨夜はスクエアプッシャー率いる超絶技巧バンド、ショバリーダー・ワンのライブを観に行ってきました。


スクエアプッシャー(squarepusher) のアーティスト名義で知られるトーマス・ジェンキンソン は、イギリスのミュージシャン、音楽家、作曲家、ベーシスト。 エイフェックス・ツイン、μ-Ziq、ルーク・バイバートらと共に「コーンウォール一派」と分類される。同じく、ミュージシャンとして活動するCeephaxは実弟。

僕がスクエアプッシャーを知ったのは1997年の2ndアルバム「Hard Normal Daddy」で。拗らせ気味だった僕はより変態っぽい音楽を求めていた頃ですね笑

ドラムンベースの変態版?であるドリルンベースという言葉が出てきた頃です。


もともと高速な音楽であるドラムンベースが悪い方向に進化しちゃったドリルンベース。複雑なプログラミングと音の解体、再構築によって予測不能かつ官能的なビートに。ヘッドフォンで聴くと頭が悪くなる感じの音楽ですね。


そのスクエアプッシャーが生演奏でsquarepusherの曲をやるためのバンドを結成したっていうんだから面白い。あの変態チックな音が果たして演奏可能なのか?

近年はEDMの大流行もあって生演奏か打ち込みか論争も多かったですが両方やられたらもうどうにもならないですね笑


見た目もパンチあります。メンバー全員黒装束で顔にはLEDモニターが。ダフトパンクのバンド版って感じもしますね。

音に合わせて変化するLEDは視覚的効果も高く、その超絶テクニックがますます地球上のものではないことを感じさせます。



スクエアプッシャー本人はベースを演奏していますが、他のメンバーもみんな凄い!特にドラマーはおそらく人間ではないと思われます。


キャラ的なイメージのためか?MCも一切なく、ただただ演奏を続けるストイックなライブでした。

演奏が凄すぎたためか、僕はずーっと半笑いでした。人は凄すぎるものを見ると笑うしかなくなるんですねぇ...