「いつから白髪染めにしたらいいの?」
よく尋ねられる質問です。
そして白髪染めというと暗い色しか染まらない。そんなイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?
実際ヘアカラー剤というのは染めると同時に脱色もしています(だから髪色が明るくなるのです)。そしてそれぞれの作用にパワーが割り振られています。
明るいカラー剤は脱色力が高く、染色力が低い。
暗いカラー剤は脱色力が低く、染色力が高い。
なので明るい色だと白髪が染まらないと言えます。
実際にはこれくらいですね。7レベルくらいまでなら白髪も染まります。
(全体をもっと明るくしつつ白髪もしっかり染める手段もあることはありますが、それはまたの機会にご紹介します)
で、今回ご紹介するケースは、特に顔まわりに白髪が多いからしっかり染めたい。でもあまり暗くはしたくない。ってパターンです。
少し褪色もあるので毛先にも色味をプラスしましょう。
カラー剤はこんな感じ。
左上から時計回りに……
① 全体の根元
② 白髪が多い箇所の根元
③ これまでの白髪染めにより暗くくすんでいる部分(根元以外)
④ 根元以外の全体
となります。
塗ってます。白髪が特に多い場所は②の薬剤を。
完全な塗り分けは出来ませんが、出来るだけ目立つところはカバーできるように……
仕上がりがこちら。
白髪もカバーしつつ、おしゃれ染めのような色味の表現がされています。今回は透明感のあるアッシュ系ブラウンにしております。
いかがでしょうか?
意外と明るめでも白髪を目立たなくすることが出来たのではないでしょうか?
薬剤の塗り分けなどのテクニックを駆使すればこのようなことも可能です。
是非ともgreenでご相談くださいね♫
0コメント