ファインディング・ドリー (Finding DORY / 2016 アメリカ)

カクレクマノミのニモの大親友であるナンヨウハギのドリーは、すぐに何でも忘れてしまう。ある日、子供のころの思い出がよみがえり、一念発起して家族を捜す旅に出ることを決意する。おっちょこちょいなドリーを心配したニモは、父親マーリンを説得してドリーの旅に同行する。

(シネマトゥデイより)


いうまでもなく「ファインディング・ニモ」の続編(というよりスピンオフ?)です。

何気にもう13年も経っているんですね。

しかし作品世界では13年も経ってはおらず、おそらく1年後くらいのお話です。

安定のピクサー作品で、お子様に安心して見せられるでしょう。


ただ個人的にはちょっと物足らないと言いますか・・・


「ズートピア」では子供が楽しめる中に大人にも響くような深みのあるテーマ性(人種差別問題など)が嫌味なくスッと入ってくるのですが、この「ファインディング・ドリー」にはそういう部分がありそうであんまり無いんですね・・・(ドリーが健忘症だったりするのがポイントなんでしょうけど・・・。無いというよりも伝わりにくい?)


しかしながら基本的にはキッズ映画なわけですからもちろん十分に及第点ではあると思います。特にエンタメ要素は多めに盛り込んである様子なので終始退屈はしません。

どうでもいいんですけどジンベイザメのデスティニーの声は菅野美穂とばかり思っていたら中村アンでした。

海が舞台なので終始目に優しい映画ですね。


オススメ度 ★★★★☆