ザ・ロイヤル・テネンバウムズ / The Royal Tenenbaums (2001 アメリカ)

店主です。

またもやウェス・アンダーソン作品です。


テネンバウム家の3人の子どもたちは皆若くして成功した天才児。長男のチャスは10代で不動産売買に精通し、国際金融にも才能を発揮する。長女マーゴは12歳で劇作家デビュー。次男リッチーもまたテニスのジュニア選手権3連覇で将来を嘱望されていた。しかし、父親の過ちと裏切りにより一家は崩壊を始めてしまう。チャスは飛行機事故で妻を失い、男手ひとつで二人の息子を育て、マーゴは年上の男と結婚の末無気力な毎日を送り、次男も突然テニス界を引退、船旅に出てしまう。そんな彼らと再び家族の絆を取り戻したいと考えた父親は一計を案じるのだったが……。

(all cinema ONLINE)


「家族の絆を取り戻す」というところがダージリン急行と重なるものがありますね。

今作もウェス・アンダーソンの美意識が全面に出ています。実際相当にこだわりの強い方らしいですね。

どの場面で一時停止してもおしゃれ。

グゥイネス・パルトロウ演じる長女マーゴがかっこいい!

色使いやシンメトリーを多用した構図。洒落た台詞回しなどなど、こだわり抜かれた世界観が魅力です。


こちらは昨年H&Mのプロモーションのためにのためにウェス・アンダーソンがプロデュースしたショートムービー。こちらもおしゃれでほっこり。ぜひご覧ください。