伊勢の素敵な映画館 進富座

城田デス!!
 
先日、ずっと行ってみたかった伊勢の映画館、進富座に行って来ました!

伊勢進富座は1927年に芝居小屋として開業し、2002年からは単館系ミニシアターとして運営されている映画館。
本館と別館に2スクリーンある小さな映画館です!


伊勢市駅から徒歩15分程歩くところにあります!



この、可愛らしい看板が目印です✰


昭和の香り漂う佇まいの館内
今後上映される映画のポスターもずらり、、
劇場の中はこんな感じ


(ネットのお写真、引用させて頂きました)

前の方はレトロな赤い椅子になっていて
可愛かったのでそこに座りました!(雰囲気重視)

前過ぎて観にくいかと思いきや、リクライニングが利いていてとても座り心地のいい席でした(*⁰▿⁰*)

クッションやひざ掛けを借りられるのも魅力です!

お客様から聞いたのですが、あのおすぎさんもお気に入りの映画館だそうです!


そんな雰囲気ばっちしな進富座で観たのはこちら




『たかが世界の終わり』

ーー田舎町を出て作家として成功したルイが12年ぶりに実家に戻り家族に会いに行く。
余命わずかな自らの死を告げるためにーー


大好きな監督グザヴィエドランの最新作であり、カンヌ映画祭でグランプリだった作品です。
(ちなみにカンヌでは賛否両論だったそうです…!)


率直な感想としては、今までの彼の作品の中でもなかなかの難しい作品だったなと、、汗


実家に住む母、妹、兄夫婦との会話劇がこの映画のテーマなのですが

劇的な展開がある訳ではないので観る人によっては退屈に感じるかもしれません(´-`)



しかし、ドランらしいリズミカルな音楽や鮮やかな色彩でただただ悲しく描いていない点やキャストの演技が素晴らしくて私は世界に入り込んでしまいました。。。

MVの様なカメラワークなど見ていて引き込まれます!




無駄なものを削ぎに削いだ作品であり、シンプルながらも力強く作られた今作には
考える、感じる事を観る側に突きつけられている様な感じがしました。

後からじわじわくる系ですね、、
グザヴィエドラン監督の映画を観たことがない方は、ぜひ観てみて下さい!

中でも特に色彩豊かで揺さぶられる映画はこれです⬇︎⬇︎



思い出したら私も久々に観たくなったので観ようと思います꒰*´∀`*꒱

そして、進富座の雰囲気が素敵過ぎてハマりそうなので定期的に足を運んでみたいと思います(^^)